写真集 | 神楽坂春風庵 / 小笠原流煎茶道 - 日本文化サロン

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静岡の旅お茶会でお借りした立礼台

静岡の旅
お茶会でお借りした立礼台や屏風を、お返しに上がる。赤帽さんと一緒の楽しい旅である。目の前に美しい富士山が、掴めそうな大きさで私を圧倒する。

先生のお家はとても由緒のあるお宅で、年を経た梁の深い黒がそれは美しいお家であった。今回お借りした屏風は、先生が葛布に描かれた墨絵の四君子図。煎茶を愛した古の文人は、多芸多趣味であくまでもアマチュアリズムに徹したという。この方はお茶だけでなくこのように画の才もあり、生涯学習施設を作られたり、ボランティアで子ども食堂を開かれたり、時にはトラクターで広大な畑を耕したりする。先生の絵は素人とは思えない傑作であるが、まさに生きた文人さんである。お借りできたお陰様で本当に良いお席となった。感謝

先生の広大な畑に広がる大根の生き生きとした葉、畑からスッポンと抜く初体験。お米の袋いっぱい、赤帽さんがいなければ持ち帰ることのできない量の大根を頂く。早速大根尽くし料理を作る。ふろふき大根、大根の味噌汁、聖護院大根の漬物、大根葉の炒め物。一番美味しかったのは、大根の皮のキンピラ。明日はみぞれ鍋や大根餅に挑戦しよう。

これで書類を整理したら、ひとまず東京大煎茶会が片付く。茶会とはまことに。一大行事である。

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「ホクホクとねっとり」
焼き芋が美味しい季節、世の中はネットリ滑らか系の品種のさつまいもが流行っているらしい。
同じ方法で焼いたらどう違うかテストをしようと、取り寄せた「紅はるか」と「鳴門金時」を同時にオーブンで焼く。

お芋は甘ければいいわけでもなく、蜜が溢れると評判の品種も本来のお芋の味や風味が美味しくなければ食べたくない。今回はホクホク系もネットリ系も甲乙付け難く。今度は甘くてホクホクで色がきれいな、これから届く予定の新品種「栗かぐや」を楽しみに待っている。

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南天の実がたくさん。嬉しい✨ #神楽

南天の実がたくさん。嬉しい✨
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今年の蘭は
とても調子が良い。葉の肌艶がとても良く株がどんどん充実してゆく。金稜辺蘭はどんどん株が分かれて増えてゆく。春蘭は春を告げる花、まだ他の植物が起きてない春の初めに花を咲かせる。今年の春はたくさん咲いてくれるのではないかと願っている。

#神楽坂 #春風庵 #煎茶道 #盛り物 #花材 #植物 #庭

我が家のハヤトウリあっという間に

我が家のハヤトウリ
あっという間にこんなに大きくなる。こんなに重い実が、木でもない草に沢山なっている。始めはとても嬉しかったが、だんだん心配になってきた。

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「サザンカ咲き出す」小さすぎるの

「サザンカ咲き出す」
小さすぎるので去年まで、鉢で育てていたサザンカ。東南側だけれど程よく木陰もできる場所に移植。流石地植え、たくさん蕾がついた。
一輪目が咲き出す。花弁の外側が濃いピンクで、内側にかけてグラデーションで淡くなる。盛り物に使いたい

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エゾノコンギク
たくさん咲く

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冬咲きクレマチスが満開である。夏

冬咲きクレマチス
が満開である。夏は枯れて冬にだけ咲く。寂しい庭に
天使のよう

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挿し木した菊が
咲きだした。名前はわからないがシックで良い。

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ハヤトウリ盛り物で木瓜とハヤトウ

ハヤトウリ
盛り物で木瓜とハヤトウリを飾るものがある。去年飾ったものに芽が生えてきたので植えてみる。どんどん伸びて、最近ようやく実がなりだした。こんな寒いのにちゃんと大きくなるのだろうか。

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甥の結婚式急遽黒留袖を着ることに

甥の結婚式
急遽黒留袖を着ることになった、嬉しい✨当初色留袖を着る用意をしていたが、地方から来る義兄のご家族が黒留だという。姉は今回黒留。お嫁さんの家相手方はお母様黒留であとは不明。悩む。ここは東京。叔母は色留袖を着る事が多いので悩むが、

仮にご両親以外で黒留の方がその地方の方お一人だけだったらと思うと心配になり、私も黒を着た方がいいかと思えてきた。という言い訳をして😊 着たかった黒留袖を着る。

そんな話をしたら、是非着てくださいと集まってきた黒留袖。姉はおそらく、鴛鴦だの鶴だの雉だの系統で来ると思う。なので脇役の私は控え目にしてこの時期しか使えない兼六園の「雪吊り」を選んでみる。初めての体験、楽しみ

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「百草蒔絵薬箪笥」根津美術館
根津美術館のこの箪笥が重要文化財に指定されたというので予約して行く。蜂須賀家がどこかに贈ったものだそうで、箪笥手前のこの蒔絵の板を外すと、またきれいな小さな引き出しや繊細で美しい金属の合子達がでてくる。蜂須賀家といえば、以前高野山で寄ったお寺に蜂須賀家が奉納したという煎茶をモチーフにした襖絵があった。

江戸時代中期に博物学が盛んになり、博物大名なる方々がこぞって草花の図譜を作らせたのだという。またその頃蒔絵の技術も最高潮に達した時期。木村蒹葭堂や平賀源内などの本草学者が活躍したのもこの頃である。

私の蒔絵のイメージは限りなく抽象化された雅な意匠という感じであるが、その当時は博物学とダイレクトに繋がる図案や、写実的に自然物を表した蒔絵作品が多く作られたのだという。
当の箪笥はそう大きなものでないが、とても奥行きを感じる美しい蒔絵であった。

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「第33回東京大煎茶会」
無事に終えることができました。お越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。お力添えくださいました皆様にも心より感謝いたします。

今回は辰年ももう暮れで、龍に対する想いを込めたお席でした。

コロナ禍で大変な頃は暇に任せて、龍のウロコばかりを彫って過ごしました。龍は架空の生き物と言いますが、それを「この世の流れ」ですとか「流行」のようなモノの比喩だと仮定して、その龍の流れに乗って皆で頑張っていこうと誓ったものです。辰年を見送る今、それらを改めて振り返りました。

それで龍をあちこちにちりばめ。龍の（もとい龍似のパイソンの）体を型にとって乾漆で作った茶合や、自分で彫った龍の瓶床、五人毎の目印として机の外に付けたタツノオトシゴちゃんなど。ですからお菓子は〝龍が飛び立つ際に起こる波〟なのです。

万葉集に龍神（わたつみ）が出てきます。それが語源になって、ワダツミとは海の神様更には海そのものをさす言葉になりました。それをお菓子の銘に。

龍は心強い神ですが、異なる側面から見たら〝荒ぶる神〟でもあります。物事を成し遂げるため周囲が見えなくなる、私達もそうなりがちです。そんな時大切な考え方が「和敬清閑」、心身の余裕です。何より己に対する戒めとして、このお軸をお願いしました。

何かと行き届かず恥ずかしい限りです。
それでも無事終わりました事、本当に安堵しています。
この度も皆様本当にありがとうございました。

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「助け合い」
お仲間が、体調が悪いのに茶会の花を買いに行ったという。その花もきっともう咲き開いてしまっている頃だろうと、友人と2人でそれぞれ花屋を巡る。無駄になっても仕方ないので、もしもの時のスペア（もしくはスペアのスペア）をコッソリ用意しようと。

その相談を春風庵近くのおしゃれ花屋さんにしたら、今朝早朝市場に探しに行ってくれて、希望の品種の花を探し出してきてくれた。本来12月半ばに出回る花を、どんなに苦労して探してくれたのだろうととても嬉しく思う。色々な人たちがそれぞれ想いあって人のために色々してあげたりくれたりしている。お茶をするというのは、こういう部分が良い。

#神楽坂 #春風庵 #煎茶道 #植物 #茶会

「一輪挿しだけに一輪だけ」お点前

「一輪挿しだけに一輪だけ」
お点前の棚に一輪挿しを置き、一輪だけ小さい花を飾る事がある。そのためにお庭を歩いて今咲いている小花達を探す。これだけ見つかったので、当日の朝にどれが一番きれいか、その場に相応しいかによって、この中からほんの僅かが選ばれる。

どれを選んだとしてもお茶会にいる全ての方にとって一期一会。最初で最後の花、最も相応しいものが選ばれると良い。先生は他にも声を掛けたと聞いたから、他の先生も持って来られだとしたらこれら全部不採用かもしれない。

どれが選ばれたとしても、選ばれなかったとしても。きっと私はこっそり、嬉しかったり可哀想になったりするだろう。友人に飼っていたメダカや金魚が死んでしまうと悲しんで大変な人がいて、「良い人で何よりだが、困ったもんだ」と思っていたが、私もたいがいである。

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「可視化するとわかること」お茶会

「可視化するとわかること」
お茶会の水屋の動きは、表のお点前さんの動きと合わせる。ただ、大抵水屋からお点前など見えないので、それを伝える役の人がいるのだが。そう上手く伝わらないし見間違いも多い。

そこでお点前を秒刻みで書き出し、時間を全て暗記してしまおうと思った。そうして見てみると、一煎目と二煎目の間隔や、始まってから一煎目が出るまでの時間など、何となく感覚でイメージしていた時間と随分違うことがわかる。

よく「見えなくても普段お点前してる感覚で淹れるから大丈夫」と、張り切ってる割には間に合ってないケースを見るけれども、原因はこれかさもありなん、と納得した。自分だけできたら良いわけではなく、きちんと人に説明できるのが私の役目なのでこの度もやってみることで本当に良い学びになった。

#神楽坂 #春風庵 #煎茶道 #茶会 #学び

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